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いくちゃん


前のパートナーと出会ったのは、29歳の8月。


結婚生活は、30歳9月11日から37歳1月19日の約7年と4ヶ月。


私が理想としていた専業主婦みたいな結婚生活とは、ほど遠いものだった。


夫が自営業をやっていた事もあり、自分も1店舗飲食店を任され、夫の手伝いと自分の店の経営で忙しくてボロボロだった。


自分のやりたいコト、買いたいモノの前に、やりたいコトも、モノも夫のコトとモノで溢れていた。

自営業の嫁ってこんなものかと。そんな中でも常に楽しみ続けていた。


が、ある日、あまり深く言いたくたいコトだが、私の心の糸が切れてしまう出来事が起きてしまった。

切れた糸を結び直すこと。私には出来なかった。


離婚からの1年間。私は、淡々と地味に生きると決めた。

1人になって、今、経営しているお店もやっていけるか不安だった。


1人で1年先を生きている自分なんて想像出来なかった。

でも、自分が苦しんで来た出来事からは、解放された。


ただただ安心感を手に入れた。

疲れた時は、休もう。休んでもいいよ。

と自分に言い聞かせて。


そんな中、離婚してからの私の楽しみは、

結婚していた当初から、参加、そして剣淵、士別はアテンドすることが決まっていた

ベストセラー作家のひすいこたろうさんの連続講座「ひすいアドベンチャーズ」だ。


「大切な人への愛の伝え方」の著者でもある植木祐子さんの主催したイベントだ。

北海道各地を2ヶ月に1回程、20数名でまわる遊ぶをテーマに、ツアーのような講座だった。


私の担当は、ひすいさんの希望で

「ワカサギ釣りをしたい」とのことで

剣淵の桜岡湖でのワカサギ釣りを企画することになった。


皆様の協力があって、色々準備が至らなかったところもあったと思うが、イベントは無事終了することが出来た。


その講座の中で、今までの人生を振り返るマイストーリーというものを1人1人書いてくるよう、

ひすいさんから宿題を出された。その発表。そして、ひすいさんからのフィードバックが私を育ててくれた士別で行われた。


みんなのマイストーリーを1人1人聞いて、涙が止まらなかった。

自分が読む頃にはもうボロボロ泣いていた。


そんな中、信頼のある仲間の中で私の辛かった経験も、発表させていただいた。


その反応は、本当にあたたかいもので、生きる希望が繋がった。

1年間、このひすいアドベンチャーズにも私は命を救われたと思う。



そして、今回のヨルダンレースへの参加を決断させていただいた出来事が起きる。


2023年3月、ひすいアドベンチャーズの番外編。

洞爺湖のHAPPY BASE Yukiyanagiで行われたライフトレジャー2の上映会だ。


映画にとても感動した。涙が込み上げてくるようなシーンがいくつもあった。


見た後はレースのあまりの過酷さに挑んだみんなすごいな。

自分なら絶対やらなくないな。色々あってこの過酷なレースに挑んだんだろうな。と思った。

その日の夕食会。ひすいさんが男性陣に声をかけていた。

記憶が少し曖昧だが

「○○さん、250キロレース出る気になりましたか?」

「いや…そんなに休んだら仕事クビになっちゃいます」

「じゃあ○○君出る気になりましたか?」

「いや…家族が…」そんな会話だったように思う。


その時、自分の意思より先に口が動いた感覚だ。


「私、やろうかな」って言った。言った自分がなんで?って思った。


考えた。仕事は自分の店。お客様は、私がチャレンジしたいことは、きっと応援してくれるし、待ってくれると思った。じゃあ家族。両親、兄姉いますけど、私が2週間ちょいいなくても大丈夫です。はい、問題なし。だったんです。


言った次の日、少し恐ろしくなったが、もうなかったことにはしない。きっとその時、集まったメンバーでこの映画を見たことにも必ず意味があると。

その中に1人、私の友達で大切な人がいます。


剣淵町から参加してくれたのりちゃん。

剣淵、士別のアテンドも一緒にしてくれました。


のりちゃんとは、ひすいアドベンチャーズに全て一緒に参加しました。

今年、のりちゃんは生まれつき持った病気の為に、命をかけた手術を受けます。


のりちゃんは1人で戦わなきゃ行けない。

そんなこと言ったら旦那様や家族の人がいるから、そんなことはないかもしれないけど、今まで沢山、私はのりちゃんに救われて来ました。


私も勝手だけど一緒に戦いたい。

それが変かもしれないけど、おかしいかもしれないけど、

私の「ヨルダンに行って250キロレースに挑む」だったんです。

のりちゃんと共に走ると。


250キロものレース。果たして自分は乗り越えられるのだろうか。私には仲間がいる。

どんな時も人生をなんとか諦めずに来た自分がいる。

きっとまだ出会っていない応援してくれる人達も沢山いる。

自分が限界突破して、そのレースの先に何か見えるのか。


私は挑みます。

仲間と自分の希望があると信じて。全てに感謝。人生にありがとう。


色々失敗して、今の自分の未来に繋がる楽しみがある‼︎


HAPPY‼︎

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